ぽんたったいむ。

ポケモンのローテーションバトルをしている人のブログ。

【TRPG】永い後日談のネクロニカ ~リプレイ~ 「Full House」 Part10

←Part9

◆第1話

マザーズ・トレイン編④

 

カタナ:「一番乗りー!」和、洋ときたから次の車両は中華風だったりして。

NC:残念。次の車両は床も壁もコンクリートです。

シルヴィア:無機質で嫌な車両だ。

イヴ:なんか戦闘が始まりそうw

クオン:「…。」無言でドアの上を確認する。NC、ナンバープレートは?

NC:もちろんあるよ。『38号車』と書いてある。

クオン:今度は38号車か。

NC:皆が眺めると、38号車には座席やつり革が一切なく、あるのは不思議なベルトコンベアだけ。

一同:電車の中にベルトコンベア!?

カタナ:なんだそれw

NC:ベルトコンベアじゃないよ。『不思議なベルトコンベア』だよ。

イヴ:稼働してるの?

NC:普通に動いてるよ。

イヴ:……。「こういう機械はさっぱりだから皆に任せるわ。」

カタナ:「あたしもあたしもー」

クオン:逃げたw

シルヴィア:逃げたなw じゃあちょと近寄ってみよう。「産業遺産ってやつか?」調べたいから行動判定を。

イヴ:まだ稼働しててもネクロニカ的には遺産みたいなもんだよね。

クオン:一緒に判定してもいい?

NC:どうぞ。クオンはこういう機械に詳しそうだからねー。修正+1でいいよ。


この判定にクオンとシルヴィアは二人共成功。


NC:では二人にはこれが何だかわかる。これは金属を錬金・錬成してアンデッド用の銃の製造や運搬をする『錬金ベルトコンベア』だ。

イヴ:そういえばネクロマンシー技術って錬金術の応用なんだっけ。

シルヴィア:「最終戦争の遺物ってわけか。」退屈そうに鎖をブンブン振る。

クオン:「忌々しい…。」これは壊した方がいいかな?

カタナ:壊せるならそうしたい。もしかしてここで製造された銃が後々驚異になるかもしれないし。

NC:ちなみに錬金ベルトコンベアを破壊する場合は、機械のコアに攻撃が当たれば破壊成功だよ。コアは『頭』にあるから達成値10以上を出せればOK。

クオン:なら一番支援系のマニューバを取ってるクオンがやろう。「私が壊すから皆は下がってて。」

カタナ:「これ面白いのに壊しちゃうの?」

クオン:「この銃をアンデッドの残党が使ったりしたら皆が危険な目に遭うかもしれないから。」

イヴ:「そうね。カタナは私の後ろにいなさい。破片が飛んでくると危ないわ。」

カタナ:「わかったー!」

クオン:ジャキッと対戦車ライフルを構える。


~戦闘チュートリアル


NC:まずは『アクション』タイミングだから行動の宣言から。

クオン:『対戦車ライフル』で『錬金ベルトコンベア』に攻撃

NC:『アクション』に割り込んで使える『ラピッド』のマニューバもあるんだけど、今回は無いよ。

クオン:次が『ジャッジ』タイミングだよね。…出目5。なかなかいい出目が出ないw

NC:『ジャッジ』で使えるマニューバがあれば使えるよ。

シルヴィア:なるほど。

クオン:『うで』『ボルトヘッド』『スコープ』を使って支援5。出目5+5=10でピッタリ成功!

NC:次は『ダメージ』タイミング。このタイミングではマニューバを使ってダメージの増加や軽減が出来る。

クオン:『ダメージ』のマニューバを持ってないので普通に射撃5です。

NC:これで錬金ベルトコンベアの『頭』に攻撃が当たったからコアが壊れて破壊に成功。

シルヴィア:戦闘は『アクション』→割り込みで『ラピッド』→『ジャッジ』→『ダメージ』の順でやっていくのか。

NC:そういうこと。やっていくうちに覚えると思うよ。

イヴ:しれっと支援5で攻撃を当てるクオンにビビったw

 

クオン:まだ硝煙の消えない対戦車ライフルを下に降ろして皆に言う。「これでもう動くことはないと思う。」

NC:クオンが皆の方を見ていると、後ろにはいつの間にか窓があってそこから人影が覗いている。

クオン:それには視線を感じて振り返る。「…?」

NC:クオンが振り返ると窓が消えていて、当然人影もなくなっている。まるで何かを確認して去って行ったようにね。

カタナ:「くおんちゃーん?」

クオン:「誰かに見られている気がしたんだけど、誰かいなかった?」

シルヴィア:「いないな。コンクリの壁があるだけだ。」

イヴ:「もしかしてさっきの影の女の子かしら?」

クオン:「そんな感じじゃなかった。なんかこう、監視されているような感じ。…まぁ見てないならそれでいい。」錬金ベルトコンベアを破壊したから見に来たのかね。

カタナ:ネクロマンサーの使いっぽいよなぁ。

イヴ:「やっぱり私たち以外にも乗客がいるんじゃないかしら。」

シルヴィア:「というか銃を造る機械があるってことはさ、出来立てホカホカの銃で射撃してくる奴がいたりしてなw」

イヴ:「全然笑えないわよ…。」

クオン:「それは先頭車両まで行けばわかることだよ。」次の車両へのドアに手をかける。…って あ!!

カタナ:いきなりどうしたw

クオン:対話判定するのすっかり忘れてた……。

カタナ:あ。

一同:あああっ!!

シルヴィア:NC、対話判定を!

NC:はいはいw 全員修正+1でどうぞ。


この対話判定ではイヴとクオンが成功し、それぞれクオンへの狂気点、イヴへの狂気点が減少。


シルヴィア:マジで対話判定忘れてたわw

カタナ:全然狂気点が減らねぇ…。

NC:対話判定も済んだところで次の車両に行こうか。

 

 

わかりにくいので錬金ベルトコンベアのイラストを後日追加します。

 

Part11 マザーズ・トレイン編⑤  に続く

 

 

TOPへ