【TRPG】永い後日談のネクロニカ ~リプレイ~ 「Full House」 Part8
◆第1話
マザーズ・トレイン編②
NC:隣の車両は畳張りの和室だよ。一応座席はある。
一同:和室!?
NC:ちなみにドアの上には『6号車』と書かれたナンバープレートがある。
クオン:いきなり6号車かぁ。
シルヴィア:1~5号車が無いってのが気になる。
カタナ:「~♪」ご機嫌で畳を触る。日本人なのでね。
クオン:マイペースすぎるw
NC:あ、じゃあカタナはここで判定してみようか。
カタナ:ん。…出目7で成功。
NC:では網棚の上から何かがポトっと落ちたようだ。
カタナ:姉妹よりもそれに早く気付いて近寄ってみる。「なんだろうこれ。」
イヴ:車掌さん?w
NC:違うよw 落ちてきたのは人形だね。黒髪の女の子。どことなくカタナに似ているかも。
クオン:「どうしたの?」カタナに近寄って人形を覗き込む。
カタナ:「これー!」
クオン:「人形?…あれ、この人形」
シルヴィア:「カタナと似てるな。」若干食い気味で会話に入る。「この電車でカタナが目覚めたことと関係あるのかもしれない。」カタナっていうか全員が目覚めたんだけど。
カタナ:確かに。似ているならカタナにとって何か大切な物である可能性が高い。
イヴ:人形の背中のチャックに自分の宝物とか入れたりするじゃん?そういうギミックかもよ。「ちょっと見せてくれる?」
カタナ:大切そうに持ったまま渡そうとしない。
イヴ:気に入っちゃたか~w
NC:おっ そういうことならカタナに『たからもの:人形』をあげよう。
カタナ:ありがたく。ガントレットがある腕に付ける。演出的にはポケットに入れる感じで。
NC:姉妹でカタナを囲んで話してしると、いつの間にか壁に小さい女の子の影絵が映っている。影絵だから表情はわからないけど微笑んでいるみたい。全員で判定を。
この判定にイヴのみが成功。
イヴ:「何かしら?」視線のようなものを感じてふとそちらを見る。
NC:イヴが気付くと女の子の影絵はさーっと次の車両の方へ進んで行き、消えてしまう。
イヴ:「今のは…」影絵が映っていた壁を触ってみる。
クオン:「何か気付いた?」
イヴ:「女の子の影絵がね、ここに映っていたのよ。でも消えちゃったみたい。」幽霊じゃないよね?影絵だよね?
シルヴィア:アンデッドはいても幽霊はいないでしょw
NC:そりゃそうだw
イヴ:幽霊じゃないならいいよw 影絵が消えていった方を指差して「あっちに消えていったわ。こっちにおいで、ってことなのかしらね。」
シルヴィア:「それなら追いかけてみるか?」6号車にはもう何もなさそうだから次の車両に行かない?
カタナ:「追いかけよー!」またドアに向かって駆けていく。
NC:OK。次の車両に進もう。
クオン:そういえば畳なのに全員土足だったねw
カタナ:いやイヴは違うよ(ニヤニヤ)。
イヴ:うるさいよw(イヴの格好についてはPart4参照)
マザーズ・トレイン図